夫婦げんかで折り合いをつけるために必要な力

昨年秋に、夫婦で意見が合わず、かなり深刻な夫婦げんかとなり、
夫と何度か話し合ったことがありました。


話し合いの中で、ずれないように気をつけていたのは
「相手がこんな風になっているのは何があるのかを知ること」
「自分がこんな風になっているのはどうしてなのかを相手にわかってもらうこと」

ドキドキしながらもできるだけ冷静に、
ヒートアップしそうになると深呼吸しながら、
丁寧に話をしたように思います。

人が自分の立場を譲らないときは、
実は背後にその人にとって深く大切な意味合いが隠されています。

その人にとって、とても大切な願いや信念、価値観といったものです。

例えば、
子どもが病気のときに夫婦どちらが仕事を休むかでもめている場合、
恐らく「休暇を取れるかどうか」そのものだけが問題なのではなく、
家庭内での主導権や影響力、尊厳や自由などの問題が含まれている可能性があります。

その話し合いにおいて、
スッキリ問題解決できなかったとしても、
対話を重ねることにより「大切なものを尊重された」、
「自分のことを理解してもらえた」と思えたら、
話し合い後の心持ちはずいぶん違うはずです。


でも実際はこれがとても難しい。

理由は2つあると思っています。

1つは、
お互い感情的になっていて、
冷静に相手の願いを聞き取る状態にないから。


相手を理解し相手に理解してもらうためには、
自分の感情をある程度上手になだめた上で、
適切に表現する力が必要になります。

そしてもう1つは、
自分自身も自分の本当の願いに気づいていないことが多いから。


相手の言っていることや行っていることに反応して気持ちが高ぶりますが、
どうして自分がそこまで反応してしまうのかを
瞬時にわかりやすく説明するのは簡単ではないのです。

自分と向き合い、
自分の感情の奥底にどんな願いがあるのか、
どんな大切なものがあるのかを探し出す力が必要になります。

この2つの力が備わっていてはじめて、
安全にそれぞれの意見の落としどころを見つけることができるようになります。

そもそも、意見が合わないときの折り合いのつけ方って、
親も学校も教えてくれませんでしたよね。

でも、これ、生きる上でとても大切なことだと思っています。

私も先の大ゲンカでは、頭の中でステップを確認しながら話し合っていました。


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