エンパシー(共感力)を高めるために

夫婦間のギスギスも、かなり辛いものがありますが、
お子さんがいらっしゃる方は、
子どもに対するイライラやストレスで頭を痛めたことが何度もあると思います。

特に、反抗期(思春期も含む)ほど親としての精神が鍛えられる時期はないと思います。
私自身「修業の毎日です」と何度SNSに投稿したでしょうか。


以下は
【脱!おこりんぼ】感情と上手につきあい親子関係を良くする講座
受講してくださった高校生の保護者の方の感想です。

高校生の息子がとる態度に腹を立てて
しばらく口をきかないでいるエピソードをお話ししたところ、
無視することも「暴力」のひとつだと言われてハッとしました。

息子は少年から青年への移行期であり、まだ成熟する途上にあると考えると、
自分は大人として適切な態度で接するべきであり、
子どもたちの成長を支える立場であると認識しました。

こちらが一方的に子どもたちに注意したり怒ったりしていたのを、
何を思っているのか観察したり、
矢継ぎ早に急かすことから、少し待ってみるようになりました。

取り掛かりが少し遅いながらも、
本人にはやろうという気持ちがあることがわかりました。

親だって子どもの振る舞いに怒りを感じるときはあります。
それ自体は何も問題ありません。

ただ、大事なのは「感情を適切に表現する」ということです。

少なくとも、不用意に感情を表すことで親子関係に亀裂が入るのであれば、
ご自身が望んでいることとは逆効果なはずです。


最近、プレイディみかこさんの『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を読みました。
この中で「エンパシーの大切さ」について書かれている部分があります。

エンパシーとは「他者の感情や経験などを理解する能力」のことを指します。

先の講座の感想で「本人はやろうという気持ちがあることがわかりました」と書いてくださった部分、
まさしくこれがエンパシーという能力です。

そして、実は、
エンパシーを身につけるためには、
まず自分の感情をキャッチし、適切に表現する力(EQ)が必要です。

自分の感情も把握できない状態で、他者の感情を推測することはもっと難しいからです。

驚いたことに、英国ではこのEQを未就学児の段階、
つまり幼稚園や保育園のプログラムの中で学び始めるということが先の本に書かれていました。

一方、私たちはどうでしょう。

皆さんの中に、家庭や学校でEQを学んだという方はほとんどいないと思います。
(今は一部の学校でそのような試みが始まってはいるようです。)

つまり、多くの大人たちも、エンパシーの前に、
自分の感情をキャッチし、適切に表現する能力を身につけるところから始める必要があるわけです。

ですので、【脱!おこりんぼ】感情と上手につきあい親子関係を良くする講座では、

① 自分の感情を知覚する力をつけた後
② 子どもの感情や経験などを理解する

というステップを踏んでいきます。

 夫婦関係も親子関係もイライラしたりギスギスすることが多々ありますが、
人として成長する機会と捉えると「やれることはまだあるんだな」と思います。

『【脱!おこりんぼ】感情と上手につきあい親子関係を良くする講座』
オンラインで受講できます。

気になる方は、こちらからお問い合わせください。

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