要望を伝えると「責められている」と受け取られてしまう

パートナーが思い通り動いてくれない。
自分の置かれている立場や状況をわかってくれない。

ずっと悶々としている自分もよくない。
伝えなくちゃ分かってもらえない。
よし、今日こそ。

・・・

どう言おうか、散々心の中で反芻して準備したはず。
なのに、いざ口火を切ると、どっかーん!と喧嘩になってしまう。
そんなこと、ありませんか?

こちらから要望を伝えようとしただけなのに、
相手は「責められている」と受け取ってしまう。

いざこざのほとんどは、このパターンなのではないかと思います。


「どうしたら、相手が責められていると感じずに上手に話し合いができるようになりますか?」

こんなご質問をよく受けます。


必要なのは、「知識」と「訓練」です。

まず、自分の怒りの感情をそのまま相手にぶつけるのではない、
「相手を責めない非暴力的なリクエスト」がどのようなものなのかを知っていること。

「とにかくわかってもらわなきゃ」という気持ちだけで進むと
「私と仕事とどっちが大事なの?」のようなミスコミュニケーションが起きます。
(ミスコミュニケーションについては、
参考記事:「浮気してるんでしょ」と言いたくなったら/言われたら 
をご覧ください。)

まず、自分自身が、自分の真の願いを把握していて
それをシンプルに伝えていくことが大事です。


そしてもう1つ、「折り合いのつけ方」を知っていること。

相手に100%折れさせて、自分に合わせるようにさせるのではなく、
そしてこちらも100%折れて相手に合わせるのでもなく
「二人ならではの落としどころ」を見つけていくことが大切です。

ここまでが知識の習得です。
どちらも、とても大切な方法ですが、
ほとんどの方は、これらを学ぶ機会がないまま大人になっている
(親や学校の先生は教えくれなかった)ので、
もしも、あなたの人間関係が上手くいっていないのならば、学ぶ必要があります。


最後に、「知っている」と「できる」は違うので、
できるようになるまで何度も練習すること。

なお、「相手を責めない非暴力的なリクエスト」の学習と訓練は、
【脱!おこりんぼ】感情と上手につきあい親子関係を良くする講座でも学べます。

親子のエピソードを事例にして学ぶ講座ですが、
元々は夫婦のコーチングでお伝えしていたメソッドを
オンライン講座にしたものです。

体験会を実施しています。
ご興味ありましたら、ぜひいらしてくださいね。

誰も教えてくれなかった「夫婦関係を良くする秘訣」

「パートナーとの関係をどうにかしたいけれど何から始めたらいいか分からない」

「話し合おうとすると余計ケンカになる」

そんなあなたに役立つ情報を無料メールマガジンでお届けしています。

これまで10年以上にわたり、実際にご相談を通して浮かび上がってきた「夫婦のすれ違いポイント」や、関係改善のアドバイスなど、ブログには掲載していない具体的な事例やメルマガ限定コンテンツなどを配信しています。

  • よくある「ボタンの掛け違い例」
  • パートナーシップを改善するために何から始めるか
  • 夫婦関係を良好に保つコツ
  • 私と夫とのリアルな体験談
  • 良い関係を構築するメルマガ会員限定ツール(無料)

等をお届け。「夫婦関係を良くしたい!」と思っている、そんなあなたにおススメです。ぜひご登録ください。