夫と育児方針があわない

子どもが授業で使うと言っていたリコーダーを忘れていったので
学校まで届けに行ったという話を夫にしたら、
「甘やかせすぎ。失敗は本人が自分で負わないと。
そういう経験をしたら次から『気をつけよう』と思うでしょ」

と言われました。

言っていることは正しいと思いますが
ずっとモヤモヤしています。

うちの子は失敗すると大きく落ち込んで、
立ち直るのに時間がかかるし、
リコーダーが無いと授業が受けらず、
その分スキルアップが遅れてしまいます。
ただでさえ自分に自信がない子なので、
余計に「自分はダメだ」と思うのが目に見えています。

永遠に忘れ物のフォローをするつもりはないですが、
子どもが小さいうちは親がやってあげるべきだと思います。

夫は子どもに厳しすぎると思います。
いつも子どものことを見てないから
あのようなことを言うのだと思います。


夫さんと育児方針の違いでぶつかっても
いつも正論で言いくるめられてしまうという妻さん。

いつも言われっぱなしで釈然としないと
悩まれていました。


夫婦で意見が異なると
「自分が正しい」ということをいかに証明し、
相手を説得しようかと思ってしまいますよね。

しかし、相手の意見が正論であったとしても
無理やり押し付けられるとモヤモヤする気持ちが残ります。

それは、自分の意見をないがしろにされたように思うから。

同時に、自分自身もないがしろにされたように
思ってしまうんですね。


では、このようなとき、どうしたらよいのでしょうか。

夫さんはどうして
「自分の失敗は自分で負わないと」と思うのか。

妻さんはどうして
「子どもが小さいうちは、親が忘れ物のフォローをやってあげるべきだ」
と思うのか。

それぞれ、自分なりの理由があると思うのです。

そうした方がいいと何かの本に書いてあったのかもしれませんし、
自分の経験を通して学んだのかもしれません。

いずれにせよ、夫さん、妻さんがその考え方を採用したということは、
自分で思うところがあったからだと思います。

その思うところ、
つまり、自分が大切にしたいこと(そして、子どもにも大切にして欲しいこと)が
何なのかを、まずはしっかりと聞きとり、そして自分も相手に伝えましょう。

夫さんは何も子どもに冷たいわけではないでしょうし、
妻さんも甘やかすことが目的なのではないはずです。

もしかしたら、
自分が子どものときに苦労した話がでてくるかもしれません。

お互いの経験や価値観を尊重しながら、
「二人の共通する思いは何なのか」
「その実現のために、どのように二人で協力できるのか」
それらを話し合うことができれば、
二人の育児方針が異なったとしても
折り合いをつける道筋は見つけられると思います。


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