今日から夫婦喧嘩を減らしたい人におススメの習慣

夫婦仲が悪くなると、
相手との会話が減り、
相手の思惑や予定などの情報が入ってこなくなります。
同じように、自分の思惑や予定などの情報も相手に渡さなくなります。

そして、
これらのコミュニケーション不足により情報が入手できていない部分を、
確認もせず、自分の想像で勝手に補います。

「きっと夫(妻)はこう思っているに違いない」
「きっと妻(夫)はこうするに違いない」

これらは、自分の思い込みにすぎないのですが、
「思い込みである」ということに気づかないまま、
それが事実であるかのように相手を責めたり、
または思い込み通りに動かなかった相手を非難したりしてしまうことがあります。

このような思い込みによる問題は、
多くの夫婦関係で見られる関係悪化や夫婦喧嘩の原因です。

実際にクライアントご夫婦から
「どうしたらケンカにならずに済みますか?」
と質問された際のアドバイスを
皆さんにも事例を交えながらお伝えします。

「パートナーはこうすべき」と勝手に思い込むケース

今日は比較的早く仕事が終わり20時に帰宅した。
なのに、俺の夕食ができていなかった。

夫「なんで食事ができてないんだ」
妻「いつもと同じ時間に帰ってくると思ってた」
夫「そんなの言い訳にならないだろう。時短で17時前には帰ってきてるのに今までいったい何をやっていたんだ」
妻「子どもの世話が大変なのよ。パパも子どもと同じメニューにしてくれたら助かるんだけど」
夫「俺は酒のつまみになるものしか食べないんだよ。知ってるだろそんなこと」

このケースでは、いくつもの思い込みがあります。

・たとえいつもより帰宅時間が早くても、食事は夫の帰宅に間に合うように妻が作るものである
・時短勤務ならば時間が潤沢にあり、食事の支度ができるに違いない
・自分(夫)の食べたいものを妻は作るべきである

うっすらと「家事育児は妻がやるもの」という思い込みも見え隠れしています。

夫は、このような思い込みが「正しい」と思っているので、
それができていない妻を「お前は間違っている」と非難しています。

しかし実際には、時短を取っていたとしても妻は子どもの世話に手が掛かり、
食事を作る十分な時間は取れませんし、
そのような環境で、夫の分と子どもの分と別々のメニューを作るというのは現実的にはかなり困難です。

このように、
パートナーが自分の思うように動かないことに腹を立て、
ケンカになるケースはよく見られます。

夫婦と言っても別人格であり、相手を自分の思い通りに動かす権利はありません。

自分の思い込みでパートナーをコントロールしようとしていないか、
自分を客観視することが大切です。
(はっきり言葉で言わず、不機嫌になるなどで相手を操作するもの同じです。)

パートナーの行動を勝手に解釈してしまうケース

今日は18時に近くのレストランで子どもの誕生祝の夕食を取る予定だったのに
夫は「ちょっと用事があるから現地合流で」とだけ言っていなくなり、
予定時刻を15分も遅れてレストランに来た。

本当にいつも時間にルーズだし、
せっかくのお祝いなのに家族のことより自分の用事優先で、
人を待たせることも平気で無神経すぎる。
本当にイヤ。
だから夫とは一言も口をきかずに食事した。

この例では、夫が時間に遅れた理由は妻に共有されていません。

本人は18時に着きたかったにもかかわらず交通機関のダイヤが乱れていたとか、
何か予期しない出来事が起きたなどがあるかもしれません。

まずは先入観を排除して、相手の話を聞くことから始めます。
時間に遅れた理由を聞き、相手の状況を理解することができれば、自分の思い込みは解消されます。
そして相手に対する間違った認識は修正されます。

「待たされてイライラした」という自分の側の現実だけでなく、
相手の立場にも立って、自分たちを客観的に見つめることが大切です。



相手の言動にイラっとした際に、
「自分が正しい、相手が間違っていると思っていないか」
「自分の中に思い込みがないか」
を検証してみると、無用なケンカが回避できます。

「自分の中の思い込みを認識し、
もう一度夫婦それぞれに起きている現実を確認する」

これを習慣にしてみてくださいね。

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