妻が怖い

夫婦・カップルの関係性個別相談は、男性のご利用者もたくさんいらっしゃいます。
男性からのご相談で多いのは、
「妻が何を考えているか、わからない」
「突然怒り出す」
「何をやってもダメだしばかりされる」
というものです。
次のような声も多く聞かれます。
「ケンカはしたくないので、言い訳せずにすぐに謝るようにしている」
「妻を怒らせないように顔色をうかがっている」
「でも、大きくは何も改善しておらず、結局ケンカのようなことを繰り返している」
これらは、「これ以上のヒートアップを防ぐために考えた対策」だと思われますが、うまくいっていないようです。
妻がどうして怒るのか その背景を知ることが重要
妻がどうして怒っているのか。
どうしてダメ出しをするのか。
その背景にあるものがわからないまま何かをしようとしても、的外れの可能性が高くなります。
「こっちは気を遣っているのに」と思うかもしれませんが、
何も手がかりがないまま自分の行動を変えても徒労に終わるのです。
ですので、まずは、
二人の関係が穏やかなときに、
ゆっくり時間をかけて対話し、
妻に何が起きているのかを聞いてみることをお勧めします。
どうして夫の言動が気になるのか、
指摘せずにはいられないのは、どのような背景があるからなのか
妻の内側に起きていることを紐解くことが肝心です。
もしかしたら、妻本人も、
自分がこんなにもパートナーの言動が気に入らない本当の理由について、
言葉にして説明ができないかもしません。
「あなたがだらしないせいでしょ」
「あなたが家事育児をしないからでしょ」
「あなたのせいで私はいつもイライラさせられる」
で思考停止しているかもしれません。
これらの言い方は、「現状について不満」であることは伝わりますが
妻が何を必要としているのかについては「察して」になっています。
「何を必要としているのか」については妻にしかわかりません。
察することは不可能です。
つまり、フォーカスすべきは夫の行動ではなく、
妻の心の内側です。
妻本人が自分の内側の気持ちやニーズとつながり、言語化することが
二人の関係改善の糸口になります。
夫婦の関係性コーチングでは、安心安全な空気感を作った上でコーチがファシリテーターとなり、ケンカや対立において、妻、夫それぞれの内側で何が起こっているのかを紐解き、安全に共有していくためのサポートを行います。
実際のご夫妻の変化
ここでは、ご相談者さんご夫婦がコーチングによってどのように変わったのかをご紹介したいと思います。
(ご本人の了承を得ています。)
【Fさん(夫)のご感想】
実は、妻と平田さんの双方からひどい吊るしあげでもされるのではないかとビクビクしながら参加しました。
しかし、吊るしあげられることはなく、ワークも取り入れてあり、意外と楽しく参加できました。
妻とは付き合いがとても長いので、相手のことはわかっているつもりだったのですが、
本当はそうではなかったことに気づくことができました。
Fさんご夫婦のコーチングで印象的だったことがあります。
コーチング序盤では、妻さんが「私ばかり仕事と家事育児で大変!夫に自分がどんなに大変かわかって欲しい」という感じでした。
しかし、落ち着いてお互いの本音を聞き合ううちに
「(夫が)そんなに仕事でプレッシャーを抱えているとは知らなかった。かわいそう」
と妻さんの視点が変わったのです。
自分の目に見えていることだけが真実ではないということを
体験してくださったように思います。
そんなF(妻)さんのご感想はこちらです。
【Fさん(妻)のご感想】
当たり前のことですが「関係性を変える」ことができることを知り、意識するようになったことが一番の大きな変化です。
今までは相手が折れるか、自分が折れるか、という二者択一のようなとらえ方をしていてぶつかることが多かったのですが、
今回のコーチングを通して、二人の真ん中にある何か見えない(たぶん関係性)を変える工夫、のようなアプローチが可能なこと、
そして、そのほうが楽しく前に進めることを学んだように思います。
もう一組、Kさんご夫妻の感想もご紹介します。
【Kさん(夫)のご感想】
自分の事をどうしてわかってくれないのか。何をやっても怒られる、かわいい子供たちがいるにもかかわらず人生が楽しくないと思っていました。
コーチングを受け、相手の不安や感じ方の違いを知ることができ、互いの立場を理解しようという気持ちになりました。
また、自分が正しいと思っていることは、相手には当てはまらないという事も理解しました。
【Kさん(妻)のご感想】
この度はありがとうございました。
初めはプライベートな内容を赤裸々に他人に打ち明けることに少し抵抗があったのですが、コーチと面談する度に固まっていた自分の精神がほぐれていくのを感じました。
自分は間違っていないという思いを強く持ちすぎていたのだと思います。
今後は相手の話にも耳を傾けながらいかなる苦境も乗り越えていけたらと思っています。
要因は夫婦の外にあることも
Fさんご夫妻もKさんご夫妻も、
夫婦間のコミュニケーションの取り方や感情の取り扱いに課題があったことに加えて、
「家事育児は女性がするもの」「女性と違って男性にとって仕事は大事」という無意識の思い込みもありました。
これらの思い込みは、
生まれ育った家庭内だけでなく、会社や学校を含む地域や社会などにもあり、
ご夫婦は幅広いところから影響を受けていました。
これらの思い込みは、あまりにも自然に、
そして長い時間をかけて「刷り込まれて」いるので、
その影響が自分の考え方や行動に出ているということを、自分ではなかなか気づくことができません。
コーチは、夫婦の関係に何がどのように影響を及ぼしているのか、
お話をうかがいなから、鏡になって反映していきます。
夫婦二人だけでは、世の中の偏見や古い考え方そのものを変えることはできませんが、
その影響に対して、
「二人で協力し、自分たちらしく対処していく」を実現していくことが、
夫婦というチームの腕の見せ所だと思っています。
100組のご夫婦がいらしたら100組の事情ややり方があります。
自分たち夫婦に何が起きているのか、
そしてどのようなアプローチを取ったらいいかについてご相談に応じます。
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