「いい夫婦の日」調査からみる仲良しの秘訣

11月22日の「いい夫婦の日」に寄せて、
積水ハウス株式会社がこのような調査結果を公表しています。

11月22日は「いい夫婦の日」 コロナ禍で約4分の1の夫婦が家事分担に変化

「55歳以上の夫婦の半数以上が別々の部屋で就寝」など
ハウスメーカーならではの生活様式を問うデータが新鮮で、
いろいろと勉強になりました。

さて、この調査結果の中で、
「仲良し夫婦の秘訣はそれぞれの時間やプライバシーを確保した適度な距離感」
という部分があります。

「夫婦仲がいいと自認している層は、約7割が夫婦それぞれの時間やプライバシーを確保している」
というものです。

これは非常に大事な部分で、
夫婦であっても自分の大事な世界のスペースまで明け渡さなくていいということです。


夫婦に関するよくある誤解の一つに
「自分のことすべてを理解して欲しいし、共有したい」
というものがあります。

しかし、夫婦といっても所詮は別々の人間ですから
世界観がまったく一致するということはありませんし、
一致させるということも無理です。


例えば、
大勢の友人とアウトドアで過ごすのが大好きな夫と、
ひとりでいるのが好きな妻の夫婦がいたとします。

夫は妻を週末の仲間とのバーベキューに誘います。

最初のうちは妻も参加していましたが、
他の人とコミュニケーションを取ったりすることがだんだん負担になり、
さらに週末の貴重な「ゆっくりひとりでぼーっとする時間」が削られてしまうので
妻はだんだん行きたがらなくなります。

しかし、夫には「行きたくない」という妻の心境が理解できません。

「楽しいのになんで?
肉を焼いたり片付けしたりは全部こっちでやるから何にも負担はないでしょ?」

やがて二人は週末の過ごし方を話題にするたびにギスギスするようになってしまいます…


夫婦はそれぞれ別々の世界を持っています。

夫婦という空間や時間の中で、
「私たちの世界」を「私の世界」「あなたの世界」とは別に創り出せばいいわけです。

そして、「私たちの世界」は「私の世界」「あなたの世界」と全く同じでなくていいのです。
「私たちの世界」と「私の世界」「あなたの世界」は共存します。

先の夫婦の例でいうと、
二人が夫婦として生活しながらも、
夫はアウトドアを楽しみ、妻はひとりの時間を楽しむ、
それらは共存できるということです。


こういった趣味や嗜好の違いによる対立は、コーチングでもよくテーマに上がります。

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