どのタイミングで行動すべきか?

個別相談で

「どういう段階になったらコーチングを受けたらいいですか?」

という質問を受けます。


個別相談を申し込んでくださっているという時点で、
ご自身の目には夫婦関係が悪化している様子が見えているということだと思いますので、
答は「今」です。


もう少し専門的に解説すると、
夫婦の危険信号にはこんなものがあります。

  • 「非難」「侮辱」「防御」「逃避・無視」といった関係性を悪化させる4つの毒素
    が頻繁に繰り出される
  • パートナーと感情的または肉体的に離れている
  • 「もしも離婚したらどうなるだろう」
    「別の人と結婚していたら今頃どうなっていただろう」
    といった空想を真剣に始めている
  • パートナーの悪いところばかり目につき、
    良いところは1つも思い浮かばない
  • 暴力や虐待を受けている
    (この場合は、すみやかにDVの専門機関を訪ねてください)


上記のどれかに該当する場合は、一刻も早く専門家に助けを求めることをお勧めします。


また、
上記の状態になってしまう前に、
ときどき二人の関係のメンテナンスを行ってください。

ある調査によると、
早期に専門家へ助けを求めるご夫婦は
困難な時期を乗り越え、
幸せな結婚生活を持続する可能性が高いことがわかっています。

メンテナンスのタイミングとしては、「ライフイベント前後」が適切です。

ライフイベントがあると夫婦の関係も大きく変化してしまうからです。


例えば、

  • 婚約する
  • 赤ちゃんが生まれる
  • 子どもが受験する(特に小学、中学受験)
  • 子どもが思春期になり難しくなってきた
  • 引越する
  • 転職や再就職
  • 親の介護をする
  • 大きな健康問題が発生した
  • 定年を迎える
  • 子どもが巣立つ

こういったライフイベントは夫婦の生活を大きく変えるだけでなく、
大きなストレスを二人に与えます。


新しい協力体制をすぐに築ければいいのですが、
そうでない場合、二人はイライラしやすく、感情的に衝突を繰り返すか、
その感情をマグマのように溜め込んでしまいます。

ですので、このタイミングで、
単発もしくは複数回のコーチングやカウンセリングを受けられるとよいと思います。


アメリカでの調査になりますが、
うまくいっていない夫婦は、
関係がギクシャクしてから専門家のドアを叩くまでに、
平均6年も対応を先延ばしにしてしまいます。

カウンセリングやコーチングの文化が根付いていない日本ならばなおのこと
専門家の力を借りるのに躊躇してしまうかもしれません。

ただ、その間にも二人の間の溝は広がり続けるので
専門家の前に来てくださったときには
夫婦の関係はとてもとても傷ついています。

「自分たちは助けが必要な状態である」
と認めることは簡単なことではありません。

しかし、誰しもが助けを必要とするタイミングはあります。

そして、助けを求めるという行為は、
とても勇気のある、力強い行動です。

行動できない理由を探せばいくらでも見つかります。

大事なのは、できることを探すこと。

いきなり夫婦でコーチングが受けられなかったとしても
できることは必ずあります。

一緒に考えていきましょう。


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