夫と普通に会話ができなかった私

子どもがまだ保育園児だったころ、
夫と普通に話せない時期がありました。

「今日天気がいいね」程度の軽めの話をしても無視される。

事務連絡を伝えても、
パソコンから目を離さずに「ふーん」と一言言うだけ。

ちゃんと話し合いたい重めの議題については、
会話を始める前に

「何て切り出そう。
まず、こう言うでしょ。
そうすると、きっと夫は『○○…』って返してくるだろうから、
そうしたら次にこう言うでしょ。」

と事前に心の中で準備して練習して、緊張しながら話し始めますが、
あっさり論破されておしまい。

そんなことの繰り返しでした。

夫が私を無視しているように感じて
「私のこと嫌いなんでしょ?」と言ったこともあります。

夫からは「思い込みの激しい人だ」と言われました。

今思うと、まさにその通りです。


自分の目に映っているものがすべての真実だと思っていました。

パートナーの中にも独自の世界観があって、
自分の想像の及ばないようなことが起きているなどとは
微塵も思っていませんでした。

自分の狭い頭の中でうんうんと一人苦しんでいました。


やがて、コーチングに出会って、
自分のものの見方や考え方
(多くは、親から刷り込まれたり、これまでの体験から創り出した前提や思い込み)が、
自分の世界観を創り出していること、
ものの見方は1つではなく無限にあること、
選択肢は自分の枠の外にもたくさんあることなどを知りました。

またさらに、関係性のコーチングに出会って、
自分だけでなくパートナーや子どもにもそれぞれのものの見方や考え方、世界観があり、
「どれが正しい」ということではなく
「ただ、違って」いて、
共存することは可能であることを知りました。


あの頃の私が今の私を見たら、
「なんでそんなに幸せそうなの?
二人、仲いいじゃない!」とビックリすると思います。

考えても仕方がない「変えられないもの」とうまくつきあい、
「変えられるもの」に時間や労力を注ぐ生き方をするようになったら
結果的にいろいろ変わりました。

今はとても楽です。

そして、夫も、
保育園時代よりも今の方が家庭の居心地がいいんじゃないかと思っています。

先日、娘が
「本当に仲がいいよね。
そういう親でよかったよ。」
と私に言ってきました。

子どもにしてあげられたことはあまりありませんが、
親同士が仲が良いことは、
子どもにしてあげられた良いことの一つなのかもしれないなと思いました。


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逆に言うと、
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