「手伝ったら負け」って思っていませんか?

「夫がこのところ毎日深夜まで残業続き。
夕食の皿洗いは彼の担当だから残したまま寝ちゃうんだけど、
本当に毎日遅いんだよね…

で、『今日は洗っておいてあげようかな…』って一瞬思ったんだけど、
私が体調悪いって言っても買い物とか娘の遊び相手とか代わってくれないの思い出して、
やっぱりやめた」

こういう話、よく耳にします。
そして、もしかしたら、夫側ではこんなことが起きているかもしれません。

「毎日0時を回ってから家に帰るのに、
例外なく汚れた皿がシンクで待っている。
俺が毎日帰りが遅いの知ってるだろう。
飲んできて遅いんじゃないんだぞ。
たまには洗っておいてくれたっていいのに。
いつかあいつが困っていても、絶対助けてやらないからな。」

二人ともが意地を張っていると、
どんどん負のスパイラルに落ち込み、
「思いやりを持つ、共に助け合う」ところから遠ざかってしまいます。



もしも、あなたの願いが
「二人の不仲が続くこと」であれば、
この「相手を手伝った方が負け」というパターンを続けていくのがいいでしょう。

でも、あなたの願いが
「二人の仲がもっと良くなること」であれば、
このパターンを誰かが打ち破らなくてはなりません。


誰が?

「気がついた人が」です。


とは言え、
上記のような思考に陥ってしまうのも無理はないのかもしれません。


恐らく、ご自身もとても疲れていて、
パートナーのために思いやりを示せないほど、
ご自身の心のバケツが空っぽなんですよね。


であるならば、せめて、

「相手だって自分を助けてくれないから助けない。悪いのは相手」

ではなく

「助けたいと思うんだけど、自分にその元気がない。タイミングが悪かった」

という風に考えた方が、関係性のためには健全です。


「相手が悪い」とジャッジすると、
「自分が責任を負わなくてよい」という自己肯定感を得られるのでついやりがちですが、
良い関係性を維持するためには逆効果です。

特に、日々、相手の悪いところばかりが目につく方は要注意です。


悪いところだけでなく、良いところも。
パートナーのことだけでなく、自分のことも。

視野を広く取って、
自分が本当に望んでいるのは何か、
そして二人に何が起きているのかを、
もう一度確認してみてくださいね。


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