夫(妻)の文句にむかつく

自分のお願いを夫(妻)に伝えるとムッとされる。

または、

自分の夫(妻)が自分に文句を言ってくるからムッとする。

そんな方のための記事です。


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『男女の会話が噛み合わない 問題は共感力?深読み?』
でも書いていますが、
自分の望みを伝えるとき、
明確に自分の望んでいることを自分自身が把握していて、
うまく説明できているとは限りません。

しかし、
「状況が自分が望んでいることとは違う方向に進んでいる」ことには敏感です。
感情がそれを表します。

「イヤだ」 「イライラする」
このような負の感情が沸き起こっているときは、
自分にとって望ましくないことが起きているわけです。

そして、
手っ取り早くそのイライラや怒りを表明することで
自分のペースに持ち込もうとすることがよくあります。

手を挙げて脅したり、大きな声を出したり、
または思いっきり不機嫌な顔をしたりすることで、
相手を従わせようとするんですね。
無自覚化もしれませんが。

「オレ(私)の言うことを聞かないならこうしてやる!」

これは言わば「力でねじ伏せようと」しているわけです。

ちょっと言葉が悪いですが、これは動物のやり方です。


私たちは言葉を持つ人間です。
末永く幸せな結婚生活を送るためには、
互いを尊重し、思いやりを持ちながら、
自分たちが幸せに感じる暮らし方をしていただきたい。

そのためにも、力でねじ伏せるのではなく、
そして、争いを避けるためにどちらかが我慢するのでもなく
(我慢してしまうと、それはそれで幸せな結婚生活から遠のきます)、
お互いの違いを認識しながら折り合いをつけていって欲しいのです。


そのためには、
自分が何を望んでいるのか、
本当にこだわっているのはどの部分なのかを、
自分自身が認識して、言葉にして伝える必要があります。

例えば、

「仕事と私とどっちが大事なの?!」

ではなく、

「そばにいて欲しい」とか
「もっと頻繁に会いたい」とか。


「俺の言うことがきけないのか?!」

ではなく、

「自分にとって、これは大事なことだからもう少し検討してもらえないかな」とか

「意見を否定されると、自分まで否定されているような気がしてしまい不安になるんだ」とか。


日本人は「人に迷惑をかけない」「我慢が美徳」で育てられてきているので、
人にお願いごとをするのが苦手な方が多いです。

そして、お願いされた側も、
相手の案を「丸ごと飲むか」「拒否するか」の2択になりやすいです。

ですので、
「自分が何を望んでいるかを把握したり、言葉にして誰かにお願いする経験」
「他者と交渉して折り合いをつける経験」
圧倒的に少ないと思っています。

逆に言うと、訓練でこれらはできるようになります。

夫婦のコーチングでは、
・自分が何を望んでいるかを把握し、言葉にしてお願いする方法
・交渉して折り合いをつける方法

共に、トレーニングが可能です。

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