「頭にきたから口きかない」は有効か

パートナーと喧嘩して、「頭に来たからもう口きかない!!」って思うことありますよね。

「私は怒ってるんだからね」
「察しなさいよ」

私も昔はやってました。
自分は怒るに値することをされたんだ!
こっちは被害者だ!!

ってね。

でも、
「怒って口きかない」って、
小さな子供が「買ってー!おもちゃ買ってー!!」(泣)って泣き喚いて
「泣いたら相手が折れてくれる」と思っているのとあまり変わらないんじゃないか
と思うようになってから、すっかりやめました。

感情を撒き散らした者勝ちなんて嫌ですよね。

そして、怒ること自体は悪くありませんが、それを相手にぶつけることは暴力になります。

また、「口をきかない」は以前書いた「離婚につながる4つのコミュニケーション」「逃避・無視」に当たります。
残念ながら、口をきかないことが関係性を悪化させることはあっても、夫婦仲をより良くすることはなさそうです。

では、どうしたらいいんでしょうか?

実は、大切なのは「口をきかない」の前の1ステップだったんです。

幸せな結婚生活を送っている夫婦は夫婦喧嘩をしないのではありません。

ケンカの際の対処方法を知っているのです。

もしも、相手に対して感情的になってしまいそうだったら、
「冷静になれないのでちょっと休戦。○分後にまた話そう」
と提案してみてください。

人は感情的になると、心拍数が上がり、ストレスホルモンが分泌されます。
脳の血流は非常事態に対応する部分へ集中し、新しい情報は遮断されます。
冷静な判断もできません。 
この状態で喧嘩を続けること自体がナンセンスなのです。

ただし、相手に何も告げずにいなくなってしまうのは「逃避・無視」になってしまいます。
必ず「クールダウンが必要なので休憩を取ろう」と伝えてください。

もしも、約束の時間になってもまだクールダウンが必要そうだったら、
またその旨を告げます。

「まだちょっと冷静になれない。
もう少し時間をもらえると嬉しいんだけど」


さて、もう一つ、幸せな夫婦関係を築くには夫婦喧嘩の「事後」も大切なのですが、
それはまた別の機会にお話したいと思います。

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